スキンケア

自分で出来る!リンパマッサージのやり方【顔・首編】

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こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪

今回は、顔のリンパの流し方をお伝えしていきます。

顔のリンパを流すことによって、

むくみがとれる

二重顎の予防になる

さくら。
さくら。
顔がスッキリするよ♪

 

顔の皮膚は体に比べて薄いです。

力加減を間違ってしまうと、

リンパ管をつぶしたり、シワやたるみの原因にもなってしまいます。

 

この記事では、

・リンパがどこを流れているのか

・顔のリンパの流し方

・マッサージする時の力加減

を分かりやすく説明します。

 

体のリンパの流し方や、リンパってなに?

リンパをもっと詳しく知りたい人は、【手・足・お腹編】に書いているので

そちらも参考にしてみてください♪

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自分で出来るリンパマッサージのやり方をエステティシャンが教えます【手・足・お腹編】こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ 「むくみをどうにかしたい!」 「体が重たい・・・」 「これ以上セルライト...

 

この記事はこんな人にオススメ!

・顔のむくみをとりたい人

・顔のリンパを流したいけどどうしたら良いか分からない人

・力加減が分からない人

にぜひ読んでいただきたいです。

 

毎日のスキンケア時、化粧水やクリームを塗る時に

ぜひやってみてください♪

 

 

リンパはどこにあるの?

毛細リンパ管は、毛細血管がある所にあります。

毛細リンパ管の場所

皮膚の表皮のすぐ下、真皮の上部です。

図でみると想像できないですが、

表皮の厚さはわずか0.2mmです。

さくら。
さくら。
毛細リンパ管は皮膚のすぐ下にあるよ!

 

 

リンパマッサージの力加減は?

毛細リンパ管は、皮膚のすぐ下にあります。

なので力は要りません

「優しく」が基本です。

強い力はリンパ管をつぶして逆に流れなくなってしまうので注意が必要です。

また、強い摩擦は肌によくありません。

摩擦によって肌を守ろうとメラニンが作られ、シミが濃くなる原因にもなってしまいます。

さくら。
さくら。
強い力で間違った方向に流すとシワやたるみの原因になってしまう可能性もあるよ

 

・強い力はリンパ管をつぶし逆に流れにくくなる場合がある

・強い力は肌をたるませてしまったり、シワになる恐れがある

・強い摩擦はシミが濃くなる原因にもなる

もも
もも
じゃあ、どれくらいの力加減なの?

どのくらいの力加減かというと、

皮膚を引っ張らないくらいの摩擦で

強い力は必要ない。

軽めのタッチで。優しく。

になります。


リンパマッサージのやり方

リンパ管にはリンパ節というリンパをろ過するお部屋があります。

そこにリンパ管が集まってきます。

リンパ管のイメージ

顔のリンパは、

右側半分は右鎖骨下静脈に、

左半分は左鎖骨下静脈に流れて

血液循環に合流します。

顔のリンパの流れ

①優しく、ゆっくり

リンパの流れはとてもゆっくりです。

リンパは30秒かけて約12cmしか流れていません。

リンパの流れを意識すると〇!!

 

②必ず一方方向で

リンパ管は一方方向で流れています。

流した後は戻さないで!

流しては手を離すことが大事。

 

③できるだけ手の平を肌に密着させる

こうすることで流れる面が広くなりますl

さくら。
さくら。
それではやっていきましょう!

1.鎖骨を流す

鎖骨の上にある溝を、人差し指と中指で中心から外側に5回ほど流します。

左側の鎖骨は右手で。

右側の鎖骨は左手でおこなうとやりやすいです。

鎖骨の流し方

ここは鎖骨に集まったリンパが静脈に合流する所です。

まずここを流すことが大事です!

さくら。
さくら。
出口が詰まっていると、顔のリンパがうまく排泄されないよ!

 

2.耳の後ろを流す

耳の後ろから首筋を通って鎖骨に流します。

左右2~3回

リンパを流す。耳の後ろ

3.耳の前を流す

耳の前から耳の後ろを通り、

首筋を通って鎖骨に流していきます。

耳の前から後ろに流す

4.あごの下(フェイスライン)を流す

あごの下(フェイスライン)を中心から外側に

耳の後ろに向けて流します。

フェイスラインの流し

反対側の手でやるとやりやすいです!

 

5.顔の中心から耳の前に流す

顔の中心から耳の前に流す 顔の中心から耳の前から流す(横からの図)

 

6.耳の前を流す

耳の前から耳の後ろを通り、

首筋を通って鎖骨に流します。

耳の前から後ろに流す

7.頬骨の下を流す

頬骨の下あたりから、フェイスラインに向かって流します。

頬を下に流す

ここの部分は、力強くすると”たるみ”の原因になるので

皮膚が引っ張られないくらいの力加減で!!

 

8.あごの下(フェイスライン)を流す

あごの下(フェイスライン)を中心から外側に

耳の後ろに向けて流します。

フェイスラインの流し方

9.耳の後ろを流す

耳の後ろから首筋を通って鎖骨に流します。

耳の後ろを流す

 

マッサージをする時にこれをやれば効果アップ!

1.水を飲む

水のイメージ

水の飲むと逆にむくむのではないかと思う方がいるのですが、

排泄できないからむくむんです。

血液をそうですがリンパ液も

水分が少ないとドロドロになって流れにくくなります。

さくら。
さくら。
水分を摂って流れやすくしよう♪

 

流した老廃物や余分な水分が

汗や尿と一緒に体の外に出ていきます。

 

2.流した後は顔の筋肉を動かす

顔の筋肉を動かすイメージ

リンパ管は、筋肉の動きが伝わって流れています。

リンパを流した後に、顔の筋肉を動かすことによってリンパが流れやすくなります。

口をすぼめる。口角を上げる。目をパチクリさせる。眉を上げる。

何でも良いんです!

さくら。
さくら。
動かせる所を動かしてみよう!

 

3.入浴後にリンパを流す

入浴後のイメージ

入浴することで体温が上がります。

さくら。
さくら。
体温が上がることで血液の流れも良くなるよ!

血流が良くなることで、リンパも流れやすくなります。

お風呂あがりにクリームを塗っている時が

マッサージポイント!

クリームを塗りながらマッサージすることで摩擦も少なくなりますよ!

 

 


こんな時はリンパを触るな!

体調が悪い時

体調が悪いイメージ

リンパが流れている役割の一つに免疫があります。

リンパ節で細菌や毒素をせき止めているのに、

リンパを流したら血液循環に細菌や毒素が入ってきてしまいます。

そうすると

もっと症状が悪化するので絶対やめてください!!

さくら。
さくら。
リンパマッサージは体調が良い時におこなおう

 

 

まとめ

顔のリンパマッサージの効果

むくみがとれる
二重顎の予防になる

 

顔のリンパマッサージの力加減

優しくゆっくりが基本。

肌を引っ張らないくらいの摩擦で。

NG行為

・強い力・・・リンパ管をつぶして逆に流れにくくなってしまう。シワやたるみの原因になる。

・強い摩擦・・・肌を守ろうとメラニンが作られてしまい、シミが濃くなる原因になる。

 

マッサージするポイント

1.優しくゆっくりと

毛細リンパ管は皮膚のすぐ下にあります。

リンパの流れはとてもゆっくりなので、

やさしく、ゆっくりとおこないましょう。

 

2.一方方向で

リンパ管は一方方向で流れています。

 

3.鎖骨から流す

リンパ管と血管(静脈)の合流地点である

鎖骨から流すことにより

顔のリンパが流れやすくなります。

 

4.水を飲む

水分が少ないとドロドロになって流れにくくなります。

意識して水分と取りましょう。

 

5.顔の筋肉を動かす

リンパ管には心臓の拍動のように動かしてくれるものがありません。

回りの筋肉が動くことによって流れやすくなります。

 

6.入浴後にマッサージをする

体温が上がることで血液の流れがよくなります。

血流が良くなると、リンパの流れもよくなります。

 

7.体調が悪い時はおこなわない

リンパは免疫の目的で流れています。

リンパ節で毒素や細菌が血液循環に入っていかないように守っているのに

流してしまったら、血液循環に入ってしまい、もっと体調が悪くなってしまいます。

体調が悪い時はそっとしておきましょう。

 

むくみとは、循環が悪くなり

体の中の老廃物や余分な水分がその場に留まってしまうことです。

 

ぜひ定期的に流してあげてください♪

少しでも参考になってもらえたら嬉しいです♪

スッキリ小顔になりましょう!!

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自分で出来るリンパマッサージのやり方をエステティシャンが教えます【手・足・お腹編】こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ 「むくみをどうにかしたい!」 「体が重たい・・・」 「これ以上セルライト...