こんにちは。元アトピーのさくら。です♪
アトピーのかゆさは半端ないですよね。
分かります。
私も15歳でアトピーを発症しました。
私は顔と首だけのアトピーで特に目の回りがひどかったのですが、
痒くてしかたなくて毎日発狂してました。
「掻いたらダメ」と家族に言われます。
自分でもその言葉の意味は十分に分かっています。
でも正直、ムリ。痒いんだから。
掻いた後の末路も分かってて掻くんだから、もう許して。お願いします。
って思っていました。
そんな私でも、20歳でアトピーを完治できました。
今日は、アトピーと闘った時におこなった
痒いときにおこなった対策
と
痒いときにやって後悔したこと
をお伝えしていきます。
アトピーを治した方法は別の記事にまとめています。
よかったらそちらも見てみてください♪
・アトピーのかゆさをどうにかしたい人
・夜、寝ている時にどうしても掻いてしまう人
またこの記事を読むことで
・肌を傷つけずに痒みを和らげることができます。
・肌を傷つけないからキレイな肌になっていきます。
ぜひ最後までお読みください♪
アトピーのかゆみ対策
私が一番効果があった方法がこれでした。
「冷やす」
体温が上がるとかゆみを感じやすくなります。
体温が上がると、かゆみを伝える神経が活発に働くからだと言われています。
「冷やす」
この方法は、
かゆい患部を保冷剤やアイスノンで冷やす
だけです。
保冷剤はタオルやハンカチで包んでから患部にあててくださいね♪
これが驚くほど効果がありました!痒さがマヒします。
痒さよりも冷たさが勝つ!
私の場合は、寝る時に一番かゆみが出たので、
アイスノンを目元に置いて眠りにつきやすくしました。
かゆい時にこれをやって後悔したこと
1.掻く
かゆくて仕方ない時に、掻く。
これは幸せさえも感じてしまいますよね。
でも掻いてしまった後は地獄です。
せっかくかゆみを我慢して頑張ってきたのに
また逆戻り。
そしてその繰り返し。
アトピーが良くなる気配がない・・・
皮膚は表皮の一番上(皮膚表面)にある角質層で
外的な刺激から皮膚を守ったり、
皮膚の水分を維持してくれています。
掻くことでこれが壊れます。
・外からの刺激(アレルゲンやほこりなど)が皮膚に入り、より痒みを引き起こす
・皮膚の水分が逃げ、乾燥しカサカサする
・乾燥からの痒みも誘発する
では
角質細胞はどうやって作られているのかというと、
表皮の一番下の基底層で肌細胞が作られ、
細胞分裂をしながら上にどんどん押し上げていき角質細胞となります。
正常なターンオーバーは28日と言われています。
健康な角質細胞が作られるまでに28日かかるという事です。
「ただ掻きたいから掻く」
という行為がいつまでも治らない原因になっていると思っています。
かゆい時にこれをやって後悔したこと、続いては
たたく・つねる
私も実際やっていました。
「搔かなければいいんでしょ!!」
たたけ!たたけ!たたけ!
とういう感じで。
これをやると、
毛細血管が切れます。
毛細血管が切れると
切れた血管が皮膚表面に浮いてきて
肌の見た目が赤くなり、炎症しているかのように見えてしまいます。
矢印のように赤い線になったり、
〇で囲んでいるように全体的に赤く見えてしまってます。
これ、一生残ります。
見た目もそうですが、
毛細血管は
「お肌の細胞に栄養を送る」
という大事な働きもあるので
お肌の細胞に十分な栄養が行かなくなります。
健康な肌細胞ができなくなる可能性があるということです。
私も、朝起きる時が一番恐怖でした。
血のついた皮膚、パジャマ、布団。
またやってしまったかと自己嫌悪。
簡単にできる!夜掻かないグッズ
寝ている時は無意識で掻いてしまいます。
掻きたいから掻く!
という本能みたいなものですが、
翌日に愕然としますよね。
そこで、実際私が使っていた
夜寝ている間に掻きむしらないためのグッズ
をご紹介します。
牛乳パックで簡単!かきむしり防止グッズの作り方
準備するもの
・牛乳パック2つ
・ハサミまたはカッター
・必要に応じてタオルやハンカチ
☆作り方☆
1.牛乳パックの上部と底をカッターやハサミで切り取る
2.腕にはめる おわり!!
関節側に角を持ってくると強度が増します!
そのままだと、切り口が刺さってしまう場合もあるので、
ハンカチやタオルを腕に巻いてからはめても良いです
お子さんは腕が細いのでタオルで調節してください♪
同じようにもう一つ作ったら、寝る前に両腕にはめてお休みください。
この装置は画期的でした。
・朝が怖くなくなった。
今まで目を覚ますと指やパジャマに血がついているのが恐ろしかった。
・ストレスが軽減。
掻きむしって落ち込むというのがなくなった。
・日中、掻くのを我慢した努力が報われる。
・アトピーが悪化しない。
良いことずくめでした。
夜中に掻いてしまう方はぜひ試してみてください♪
まとめ
かゆくなったらまず冷やす!です。
汗をかいて放っておくとかゆみの原因にもなりますので、
汗をかいたら清潔なタオルでこまめにふき取ってあげてくださいね!
搔く、たたく、つねるは絶対NGです。
バリア機能が低下して、刺激に弱いお肌になりますし、毛細血管が死にます。
赤く皮膚表面に出てきて一生消えません。
夜寝ている時にどうしても掻いてしまう人は、
牛乳パックで簡単にできる、かきむしり防止グッズ
をぜひお試しください♪
皆さんの痒みが一日も早くなくなりますように。
頑張った先には、痒くない日がちゃんと待っています。
参考にしていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。