スキンケア

【乾燥肌】原因と対策をエステティシャンが詳しく解説!【外側編】

アイキャッチ画像

こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪

お肌に潤いがない。

化粧ノリが悪い。

カサカサする。

肌がつっぱっている。

何とかしたいですよね。

私も乾燥肌なので分かります・・・

特に冬は空気も乾燥してくるので肌が大変な事になります。

この記事では、

外側の乾燥ってなに?

なぜ肌が乾燥するのか

対策するための具体的な方法

をお伝えしています。

さくら。
さくら。
原因が分かれば対策が分かるよ!

ひぜ一緒に潤いのあるお肌を手に入れましょう♪♪

 

この記事はこんな方にオススメ

・乾燥肌を改善したい

・どんな化粧品成分を使ったら良いか分からない

・乾燥肌についてもっと知りたい

ぜひ最後までお付き合いください♪

 

外側の乾燥ってなに?

この記事では、

外側の乾燥=表皮の乾燥

として説明しています。

皮膚には表皮・真皮・皮下組織とあります。

表皮の場所

表皮は一番上の層になります。

表皮にも真皮にも乾燥はあります。

真皮の乾燥については別の記事でまとめていますのでそちらをご覧ください。

アイキャッチ画像
【内側乾燥】ハリ弾力の改善方法はスキンケアではない!?エステティシャンが詳しく解説!こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ 最近、 お肌にハリや弾力がない・・・。 深いシワが気になる・・・。 ...

 

表皮の水分はどこからくるかというと、

真皮の毛細血管からです。

 

表皮の水分を保っているのは角質層

真皮の毛細血管からきた水分は角質層で保っています。

角質層は表皮の一番上の層になります。

皮膚の水分

角質層には、

①「NMF」天然保湿因子)

水分をかかえて保持しています。

 

②「セラミド」(細胞間脂質)

水分を挟み込んで逃がさないようにしています。

 

③「皮脂膜」

皮脂が分泌し、皮膚表面で汗と混ざり合い膜を作り、水分が逃げないように蓋をしています。

この3つがきちんと機能できていることで

水分が保ち、みずみずしい健康なお肌でいることができます。

 

また外部刺激からも肌を守っています。

「バリア機能」といわれるものです。

 

逆にちゃんと機能できていないと、

バリア機能が低下し、水分がどんどんと逃げていきます。

バリア機能
さくら。
さくら。

これが外側の乾燥です・・・

 

 

外側乾燥の原因は?

表皮乾燥の直接的な原因は

肌の水分と皮脂の不足

で乾燥します。

 

肌の水分と皮脂を奪ってしまう原因

1.エアコン

エアコンのイメージ

直接当たる風や室内の乾燥によってお肌の水分を奪います。

 

2.低すぎる温度

寒いイメージ

体が冷えると血流が悪くなり、代謝が下がります。

汗や皮脂が出にくい状況になり、

水分蒸発を防いでいる皮脂膜ができにくくなります。

 

3.紫外線

紫外線のイメージ

UV-Bは表皮に影響を与えます。

表面に熱が発生し、水分が奪われていきます。

 

4.間違った洗顔

洗顔のイメージ

ゴシゴシ擦ったり、強いアルカリ洗浄剤で洗うと

角質層が傷つき、水分の保持ができなくなってしまいます。

また必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

 

5.睡眠不足

睡眠不足のイメージ

夜寝ている時は、脳の下垂体から成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは、肌細胞の働きを高めてくれるホルモンでもあります。

元気な肌細胞が作られ、上に押し上げ、

角質細胞になることによって、

NMFやセラミドがある成熟した角質細胞ができます。

さくら。
さくら。

睡眠不足はお肌の天敵!!夜はきちんと寝よう!

 

6.ストレス

ストレスのイメージ

ストレスがあると自律神経が乱れます。

ホルモン分泌をコントロールしているのが自律神経です。

さくら。
さくら。
自律神経はホルモン分泌の多すぎや少なすぎをコントロールしているんだよ
もも
もも
自律神経の乱れはホルモンの乱れにも繋がっているんだね

ホルモンバランスが崩れると、体や肌に不調が出てしまいます。

 

※これらは外的要因です。内的要因である皮膚疾患などは含みません。

 

原因が分かったところで乾燥対策といきましょう!

 


外側乾燥の対策

1.化粧品成分で水分や油分を補う

化粧品のイメージ

角質層には化粧品成分が浸透します。

さくら。
さくら。
外側の乾燥は化粧品でおぎなえるよ!

NMFやセラミドの代わりとして働く化粧品成分を補いましょう。

NMFやセラミドの代わりになる成分

・アミノ酸 ・尿素 ・ミネラル ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 ・スクワラン ・セラミド ・レチノールなど

 

化粧水や美容液をしっかり角質層まで浸透させて不足している水分を補ってあげます。

 

↓化粧品を浸透させる方法は、こちらの記事を参考にしてください↓

アイキャッチ画像
【知らなきゃ損】スキンケア化粧品を肌にきちんと浸透させる3つの方法こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ なんてことありませんか? これらは、 化粧水や美...

保湿した後は、

クリームでふたをします。

水分を逃がさないようにしてくださいね♪

 

2.正しく顔を洗う

洗顔のイメージ

洗浄不足で毛穴や皮膚の表面が汚れていると、

化粧品の成分が浸透しなかったり、

ターンオーバーを遅らせる原因にもなります。

逆に洗浄のしすぎは、必要な皮脂まで奪ってしまいます。

もも
もも
きちんとした洗浄って難しいよー

↓そんな時はこちらの記事を参考にしてみください↓

アイキャッチ画像
【エステティシャン直伝】正しいクレンジグで美肌を叶える方法こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ これ全部間違いです。 まずは、 自分が...

 

さくら。
さくら。
私は、洗顔後お肌がつっぱるのは、必要な皮脂まで奪っている気がするから好きではないの。 適度にしっとりする洗顔石けんを使っているよ♪

 

3.生活習慣を見直す

3-1夜にきちんと寝る

睡眠のイメージ

夜寝ている時に成長ホルモンが分泌されています。

このホルモンは、肌細胞の働きを高めてくれるホルモンでもあります。

さくら。
さくら。
睡眠時は細胞自身も再生と修復をおこなってるよ!

 

3-2栄養バランスのとれた食事を摂る

栄養バランスの良い食事

食事で得た栄養は、体に吸収され、血管を通して細胞に補給されています。

この栄養で人の細胞はできています。

肌細胞も同じです。

 

元気な細胞になるかならないかは、

食事から得る栄養で決まると私は思っています。

さくら。
さくら。
体に入れるものは本当に大切!

特に、ビタミン・ミネラルは積極的に摂っていきましょう♪

 

積極的に摂りたい!美肌になれる栄養素

ビタミンA

ビタミンAが含まれる食品

ビタミンAのはたらき

・抗酸化作用

・ターンオーバーの補助

・角質層にあるNMFの働きを助ける(保湿効果)

 

ビタミンE

ビタミンEが含まれている食品

ビタミンEのはたらき

・抗酸化作用

・血行の促進

 

ビタミンC

ビタミンCが含まれている食品

ビタミンCのはたらき

・抗酸化作用

・皮脂分泌の調整

 

もも
もも
全部に抗酸化作用がはいっているんだけど、抗酸化作用って何?

抗酸化作用とは・・・

呼吸で得た酸素は生きていくために必要ものですが、

そのごく一部が活性酸素に変わってしまいます。

活性酸素は、細胞を傷つけてしまいます。

身体をサビさせてしまうんです。

さくら。
さくら。
肌の老化、シミやシワや、さまざまな病気の原因にも関わっていると言われているよ

 

活性酸素になってしまう原因は、

紫外線ストレス食品添加物などがありますが、

体の中には、「SOD」という活性酸素除去酵素があるんです!

さくら。
さくら。
だけど活性酸素が多すぎるとSODが間に合わなくなるんだよ

また、年齢とともにSODは減っていってしまいます、、、

そうなると、活性酸素が体の中で暴走してしまって細胞を酸化させてしまいます。

老化肌一直線。。。

体の中のSODが間に合わないとなると、

外から補給するのが一番の近道。

抗酸化作用とは、SODの代わりになるものです。

ビタミンA、E、Cは抗酸化に優れている抗酸化物質です。

さくら。
さくら。
ビタミンA、E、Cは積極的に取り入れていこう!

 

3-3ストレスをためない

ストレスフリーのイメージ

ストレスは、活性酸素を発生させるだけではなく、

自律神経も乱してしまいます。

ストレスはお肌に悪いことだらけ。

自分に合ったストレス発散方法をぜひ見つけてください!

さくら。
さくら。

健康な体を作ることが、お肌にもいいんだよ!

 

 

まとめ

表皮の水分を守っているのは角質層

「NMF」「セラミド」「皮脂膜」

この3つがちゃんと機能できていることで水分が保ち、

外部刺激からもお肌を守ることができます。

 

肌の水分と皮脂を奪ってしまう原因

エアコン・・・直接的な風

低すぎる温度・・・血流が悪くなり代謝が下がる

紫外線・・・UV-Bは表皮に影響を与える

間違った洗顔・・・角質層が傷つく

睡眠不足・・・夜の睡眠で成長ホルモンが分泌される

ストレス・・・自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れ

 

外側乾燥の対策

化粧品で水分や油分を補う

角質層には化粧品成分が浸透します。

NMFやセラミドの代わりとして働く化粧品成分を補いましょう。

NMFやセラミドの代わりになる成分

・アミノ酸 ・尿素 ・ミネラル ・コラーゲン ・ヒアルロン酸 ・スクワラン ・セラミド ・レチノールなど

 

正しく顔を洗う

洗浄不足は化粧品の成分が浸透しなかったり、ターンオーバーを遅らせる原因にもなります。

逆に洗浄のしすぎは、必要な皮脂まで奪ってしまいます。

 

生活習慣を見直す

・夜にきちんと寝る

夜寝ている時に成長ホルモンが分泌されています。

このホルモンは、肌細胞の働きを高めてくれるホルモンでもあります。

また、睡眠時は細胞自身も再生と修復を行っています。

 

・栄養バランスのとれた食事

食事で得た栄養で細胞は作られています。

体に入れるものは本当に大切です。

とくに美肌になれる栄養素

ビタミンA、E、C

は抗酸化作用に優れているので積極的に取り入れていきましょう♪

 

・ストレスをためない

ストレスはお肌に悪いことだらけです。

 

さいごに

表皮の乾燥は化粧品で補えます。

化粧品で補いつつ、生活習慣を整える。

これがとても大切です。

 

化粧品ばっかりに頼るのではなくて、

ぜひ一度生活習慣を見直してみましょう♪♪

皆さんのお肌が潤いにみちたお肌になりますように♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

アイキャッチ画像
【知らなきゃ損】スキンケア化粧品を肌にきちんと浸透させる3つの方法こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ なんてことありませんか? これらは、 化粧水や美...
アイキャッチ画像
【エステティシャン直伝】正しいクレンジグで美肌を叶える方法こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ これ全部間違いです。 まずは、 自分が...