スキンケア

【内側乾燥】ハリ弾力の改善方法はスキンケアではない!?エステティシャンが詳しく解説!

アイキャッチ画像

こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪

最近、

お肌にハリや弾力がない・・・。

深いシワが気になる・・・。

老けて見える・・・。

それ、

内側の乾燥のせいかもしれません。

 

あなたは、スキンケア化粧品でハリや弾力をアップさせようとしていますか?

実は内側の乾燥は、いくらスキンケアを頑張ってもダメなんです。

なぜなら、

化粧品の成分は真皮層まで届かないから。

 

 

この記事では、

ではどうすればよいか。具体的な対策。

内側の乾燥ってなに?

なぜ老化肌になってしまうのか。

を詳しく解説していきます。

さくら。
さくら。
きちんとした原因が分かればきちんとした対策ができるよ!

老化肌を一緒に予防していきましょう!

 

この記事はこんな人にオススメ!

・ハリや弾力が気になる

・深いシワが気になる

・老け顔になった

・これ以上老けたくない!

 

またこの記事を読むことによって

老化肌予防ができます。

正しい内側の乾燥の原因と対策が分かります。

内側からお肌をキレイにしていきましょう♪♪

 

内側の乾燥ってなに?

この記事では

内側の乾燥=真皮の乾燥

として説明しています。

皮膚には表皮・真皮・皮下組織とあります。

真皮層の場所

真皮は真ん中の層になります。

表皮にも真皮にも乾燥はあります。

表皮の乾燥については別の記事でまとめていますのでそちらをご覧ください。

アイキャッチ画像
【乾燥肌】原因と対策をエステティシャンが詳しく解説!【外側編】お肌に潤いがない。化粧ノリが悪い。カサカサしている。粉がふく。何とかしたいですよね。私も乾燥肌なので分かります。何が原因なのか?原因が分かれば改善方法が分かります。この記事では、なぜ肌が乾燥するのか。また乾燥肌の対策方法を詳しく解説しています。皆さんのお肌が潤いに満ちたお肌になりますように。...

お肌の水分はどこからくるのかというと、

真皮にある細血管です。

肌の水分がきている場所

真皮層の水分を保っているのは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸

真皮の構造真皮には

①コラーゲン

(伸び縮みする、たんぱく質の繊維)

皮膚にハリをつくっています。

 

②エラスチン

(弾力性のある、たんぱく質の繊維)

コラーゲンをゴムのような役割で止めています。

皮膚に弾力をつくっています。

 

③ヒアルロン酸

ジェル状で真皮層を埋め尽くしています。

この3つがあることで

水分を保ち、ハリや弾力のあるお肌でいることができます。

 

これらが減少することで

内側の乾燥が起こります。

内側の乾燥=ハリ弾力がない老化肌

 

もも
もも
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸はどうやって作られるの?

 

では、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は

どうやって作られているのかというと、

線維芽細胞(せんいがさいぼう)

という真皮層にある細胞が作っています。

線維芽細胞

この線維芽細胞は

毛細血管から運ばれてくる栄養

を受け取り活動しています。

 

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸ができるまで

このような流れでコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は作られています。

 

ぜひ、ここは流し読みしないでください!!!

 

要は、

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作る

繊維芽細胞を活性させる事!

 

そして、

繊維芽細胞に栄養を送る

毛細血管を機能させている事!

 

一番重要なのが、

全身の細胞に栄養を運ぶ役割のある毛細血管に

必要な栄養素を送る。

その栄養素を食事から摂る事!

 

これらのことで真皮の乾燥が解消されるという訳です!

 

もも
もも
なんでコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減ってしまうの?

 

内側乾燥の原因

直接的な原因は

コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの減少。

線維芽細胞の減少。

これらによってハリや弾力がなくなる(老化肌)になります。

 

これらを減少させていく原因は、

1.栄養不足

・たんぱく質の不足

たんぱく質

たんぱく質とは、アミノ酸が多数結合してできたもの。

さくら。
さくら。
人間の体は水分を除くと約8割がたんぱく質からできているよ!

 

・必須アミノ酸の不足

アミノ酸とは、たんぱく質を一番小さく分解したものです。

アミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸があって

必須アミノ酸

体で合成することできないので

食事から摂取する必要があるアミノ酸。

非必須アミノ酸

体で合成することができるアミノ酸

さくら。
さくら。

必須アミノ酸は、青魚や、豚肉、鶏肉、卵や大豆に多く含まれているので、たんぱく質を意識して食事するといいよ!

 

アミノ酸が不足するとたんぱく質が作れなくなります。

コラーゲン、エラスチンはたんぱく質の繊維です。

さくら。
さくら。
アミノ酸がないとコラーゲン、エラスチンが作られなくなってしまうよ

 

・ビタミンCの不足

ビタミンC

ビタミンCがなければコラーゲン、エラスチンは作られません。

 

2.糖質のかたより

糖質が含まれている食品

糖質とは、いわゆる炭水化物

だいたい美味しいものは 糖質 笑

 

ここで

「糖化」

という言葉を聞いたことがありますか?

 

体の中でたんぱく質と余分な糖質が結びついて固めてしまうこと。

 

コラーゲンやエラスチンはたんぱく質でできているので

お肌が糖化すると硬くなってしまって、

お肌のハリや弾力がなくなってしまいます・・・

さくら。
さくら。

糖質は体にとって大切な栄養素。脳の唯一のエネルギー源です。

摂りすぎない事が大切!!

 

3.血液循環、毛細血管の機能低下

毛細血管のイメージ

線維芽細胞は毛細血管から栄養を受け取って活動しています。

毛細血管が切れたり、機能しなくなると、

細胞に栄養を送れません。

 

そもそも血液循環が悪いと

毛細血管まで栄養を送れません。

 

 

血液循環、毛細血管はとても重要です!!

これらが低下すると肌細胞はもちろんのこと、

カラダ全体の細胞に栄養を送れなくなります。

元気な細胞が作れなくなり、体に不調が出てきます。

さくら。
さくら。
私たちは60兆個の細胞からできている!

 

血液循環や毛細血管の機能は特に重要なのでここでちょっと深掘りします。

血液循環、毛細血管の機能を低下する原因

1.間違ったマッサージ
マッサージのイメージ

セルフマッサージでゴリゴリしていませんか?

毛細血管はとても繊細です。

少しの刺激で切れることもあるんです・・・。

マッサージは優しくが基本です。

↓顔の正しいリンパの流し方はこちらの記事を参考にしてみてください↓

アイキャッチ画像
自分で出来る!リンパマッサージのやり方【顔・首編】こんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ 今回は、顔のリンパの流し方をお伝えしていきます。 顔のリンパを流すことによっ...

 

2.紫外線
紫外線のイメージ

「光老化」とも言われます。

お肌のダメージに大きく関わっています。

特にUVAは真皮にダメージを与え、

ハリや弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを減少させていきます・・・

さくら。
さくら。
紫外線は毛細血管にもダメージを与えてしまうよ。

 

↓紫外線がお肌に与える影響をもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください↓

アイキャッチ画像
日焼け止めはいつから塗ったらいい?日焼け止めを一年中塗る効果とはこんにちは。エステティシャンのさくら。です♪ きちんと紫外線対策をするのとしないのとでは、 10年後、20年後のお肌が全然違...

 

3.更年期
更年期のイメージ

更年期とは

閉経前5年、後5年の10年くらいを指します。

閉経平均年齢は53歳から55歳くらいです。

だいたい40代後半から60代前半くらいに訪れます。

 

更年期では徐々に卵巣の機能が衰えていき、やがて閉経します。

女性ホルモンのエストロゲンは卵巣から分泌されるので、

卵巣が衰えていくことによってエストロゲンの分泌も減少していきます。

 

いわゆる

「ホルモンバランスが崩れる」

って言われているやつです。

 

エストロゲンは

血液の流れをスムーズにしたり、

お肌のキメを整えたり、

コラーゲン、エラスチンを作ってくれる働きがあります。

 

エストロゲンの分泌が減少することにより

血液循環が悪くなってしまうんです。

 

4.運動不足
運動不足のイメージ

筋肉を動かさないと、血液の流れを助けません。

 

何キロのフォーキングやランニング。

ジムに通う。

もも
もも
運動なんてムリムリ。時間ないしさ。

普段運動しない人にとって

ウォーキングやランニング、ジムのトレーニングはハードル高くないですか?

でも、たったこれだけ

歩くだけでいいんです!

エスカレーターやエレベーターから階段にしてみましょう。

もも
もも
普段より少しだけ歩くだけならできそう!

 

さくら。
さくら。

太ももの筋肉を動かすことで循環が良くなるよ!

 

5.低い体温
体温計のイメージ

低い体温は血管が収縮され血液の流れを悪くします。

ちなみに、代謝も悪くなって太りやすくなりますよ・・・

なおかつ、免疫力も下がります・・・

さくら。
さくら。

体温を上げるには歩いたりして、筋肉を動かそう!

 

いろいろと原因を述べてきましたが、

原因が分かれば改善方法が見えてきますよね!!

 

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を減らさないために

どうしたら良いのか。

ご説明しましょう♪♪

 

 


内側乾燥の対策

1.必要な栄養を摂取する

栄養がある食事のイメージ

私たちの体(細胞)は食べたものから出来ています。

偏りなく、バランス良い食事を摂ることが本当に大切です。

自分の体を健康にするのも、不調にするのも、

食事で決まっているといっても過言ではないと思っています。

 

たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミン

などは積極的に取り入れましょう!!

食事での摂取が難しい場合はサプリメントで補給するのもアリです!!

たんぱく質

たんぱく質とは、アミノ酸が多数結合してできたものです。

さくら。
さくら。

必須アミノ酸は、青魚や、豚肉、鶏肉、卵や大豆に多く含まれているので、たんぱく質を意識して食事するといいよ!

 

積極的に摂りたい!美肌になれる栄養素

ビタミンA

ビタミンAが含まれる食品

ビタミンAのはたらき

・抗酸化作用

・ターンオーバーの補助

 

ビタミンE

ビタミンEが含まれている食品

ビタミンEのはたらき

・抗酸化作用

・血行の促進

 

ビタミンC

ビタミンCが含まれている食品

ビタミンCのはたらき

・抗酸化作用

・シミの予防

・コラーゲンの生成を助ける

・毛細血管の血管壁の強化

 

もも
もも
全部に抗酸化作用がはいっているんだけど、抗酸化作用って何?

抗酸化作用とは・・・

呼吸で得た酸素は生きていくために必要ものですが、

そのごく一部が活性酸素に変わってしまいます。

活性酸素は、細胞を傷つけてしまいます。

身体をサビさせてしまうんです。

さくら。
さくら。
肌の老化、シミやシワや、さまざまな病気の原因にも関わっていると言われているよ

 

活性酸素になってしまう原因は、

紫外線ストレス食品添加物などがありますが、

体の中には、「SOD」という活性酸素除去酵素があるんです!

さくら。
さくら。
だけど活性酸素が多すぎるとSODが間に合わなくなるんだよ

また、年齢とともにSODは減っていってしまいます、、、

そうなると、活性酸素が体の中で暴走してしまって細胞を酸化させてしまいます。

老化肌一直線。。。

体の中のSODが間に合わないとなると、

外から補給するのが一番の近道。

抗酸化作用とは、SODの代わりになるものです。

ビタミンA、E、Cは抗酸化に優れている抗酸化物質です。

さくら。
さくら。
ビタミンA、E、Cは積極的に取り入れていこう!

 

 

2.甘いものは控えめに

甘いもののイメージ

糖質の摂りすぎは「糖化」につながります。

「糖化」とは、

体の中でたんぱく質と余分な糖質が結びついて固めてしまうこと。

さくら。
さくら。

コラーゲンやエラスチンはたんぱく質でできているので、お肌が糖化すると、ハリや弾力がなくなってしまうよ。

糖質は体にとても重要な栄養素です!

体や脳のエネルギー源となるので積極的にとりたいのですが、

摂りすぎはNG・・・

糖質は甘いものだけではありません!

ごはんもパンもパスタなどの炭水化物も美味しいものは糖質が含まれています、、、。

糖質が含まれている食品

普段の食事だけでも結構摂取してしまっているので、

夜は炭水化物を控えめにするなど工夫しましょう!

 

3.血液を循環させる

3-1毛細血管を守る

線維芽細胞は毛細血管から栄養を受け取って活動しています。

毛細血管が機能していないと、栄養を細胞に送れません。

日焼け止めで紫外線をブロックする

過度マッサージや摩擦、叩いたりつねったりしない

 

3-2体温を上げる

体温を上げるためには筋肉を動かすことです。

歩く

動く

まずは体を動かしましょう!

そうすることで筋肉が動き、体温も上がります。

 

3-3更年期と付き合う

更年期では徐々に卵巣の機能が衰えていき、

女性ホルモンのエストロゲンの分泌も減少していきます。

更年期はどうにもなりません。

ですが、

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする

大豆イソフラボン

を積極的に摂取するのがオススメです!

 

4.繊維芽細胞を活性させる

年齢とともに線維芽細胞は減少していきます。

老化は誰にも止められないですが

細胞が働きやすい環境を作ることはできます!!

 

それは

体温を上げる!

体温を上げて細胞が働きやすい環境を作るりましょう。

細胞が働きやすい体温は

36.7℃から37℃

あなたの平熱は何度ですか?

さくら。
さくら。
低すぎる人は要注意!

 

体温を上げるためには

筋肉を動かすこと!

 

ウォーキングやランニング、ジムでのトレーニング

今まで運動してない人にとってはハードルが高い!

そして、続きません。

 

でもたったこれだけ

歩くだけ

でいいんです!

エスカレーターやエレベーターから階段にしてみましょう。

さくら。
さくら。
少しずつ歩く習慣をつけてみよう!

 

まとめ

内側の乾燥は外から補えません。

一生懸命スキンケアをしてもハリや弾力はアップしません。

化粧品で補うのは不可能。

体の中から補う必要があります。

 

ハリ・弾力がなくなる原因

真皮層にある

「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」

の減少が直接的な原因

 

なぜ「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」が減少してしまうのか

栄養不足

たんぱく質の不足、必須アミノ酸の不足、ビタミンCの不足

 

糖質のかたより

余分な糖質とたんぱく質が結びつき「糖化」することで、たんぱく質を固めてしまい、ハリや弾力がなくなってしまいます。

 

血液循環、毛細血管の機能低下

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は繊維芽細胞が作っています。

その線維芽細胞は毛細血管から栄養を受け取って活動しています。

毛細血管が切れたり、機能しなくなると、細胞に栄養を送れません。

 

「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」を減らさないためには

必要な栄養を摂取する

たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミンCなどを積極的に取り入れましょう!

また、抗酸化作用に優れている栄養素

ビタミンA、E、C

も積極的に取り入れていきましょう♪

 

甘いものは控えめに

糖質の摂りすぎは「糖化」につながります。

 

血液を循環させる

体温を上げて血液循環をよくします。

体温を上げるためには

筋肉を動かすことが一番!!

過度な運動はしなくても、少しでも歩くことを意識してみましょう。

それだけで筋肉は動きます。

 

繊維芽細胞を活性させる

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は線維芽細胞がつくっています。

線維芽細胞細胞を活性させるには、細胞が働きやすい環境を作ること。

体温を上げて細胞が働きやすい環境を作りましょう。

細胞が働きやすい体温は36.7℃から37℃です。

体温を上げるためには

筋肉を動かしましょう!

 

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸がお肌のハリ・弾力をつくっています。

それをつくっているのが線維芽細胞

その線維芽細胞に栄養を送っているのが毛細血管

毛細血管は食べ物からの栄養を得ています。

 

どれか一つでも欠けてもお肌に良い栄養が行き届きません。

体は全てが繋がっているんです。

ぜひ、少しでも食べるものを気にしてみてください。

そして、少しでも筋肉を動かしましょう。

 

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。